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こちらはたまに聖典や哲人の言葉、気に入った音楽や美術を載せていきます。
  • 前に岡本かの子について書いた。https://neuman8823.blog.fc2.com/blog-entry-508.html彼女の仏教観は現代のスピリチュアリズムに近い独特のもので、「煩悩即菩提」を「人間性は欲も含めて全て大きな生命の流れである」と読み込み、天台哲学の「十界互具」「一念三千」をも性悪説を性善説に転換していくダイナミズムとして理解した。さらに吉本隆明氏によれば、彼女は法華経の中でも最も重要な部分は「観世音菩薩普門品」であると... 続きを読む
  • 死んだ後どこへ埋められようと当人の知った事ではない。汚い溜桶の中だろうと、高い丘の上の大理石の塔の中だろうと、当人は気づかない。君は死んでしまった。大いなる眠りを貪っているのだ。そんな事で煩わされるわけがない。油でも水でも、君にとっては空気や風と同じ事だ。君はただ大いなる眠りを貪るのだ。             ・・・・レイモンド・チャンドラー「大いなる眠り」よりベニー・ゴル... 続きを読む
  • さて、ノイマンの「グレート・マザー」と格闘中なのだが(笑)なかなか手強い相手だ。しかし少しずつでもまとめていかないといつまでも終わらない。2~3回に分ける事になる。これもかなりブランクが開いてしまったので(何と2年ぶり 笑)これまでの復習から始めなければならないだろう。この書はバッハオーフェンの母権論とユングの元型論を繋げ、ユング派神話学の原点となった非常に重要な位置にある。ここでは食器やカマドなどの... 続きを読む
  • 次のノイマンの「グレートマザー」の最後の部分の読解に時間がかかりそうなので、繋ぎにワーズワースの美しい詩と、それにピッタリのSecret Gardenの美しい曲をどうぞ。<ルーシーの歌>人里はなれて静かに暮らすダウの泉の傍らで称賛されることもなく愛されることもなく岩畳に咲いた一輪のスミレ人の目をはばかるように星のような清楚な姿はひそかな輝きを放っていた人知れず生きたルーシーは誰も知らないままに死んだ彼女は墓の... 続きを読む
  • センスの良さというのは他人に説明するのは難しい。なにしろセンスの問題なのだから。しかし人の好みで大きな幅が有りながらやはり「この人のセンスは凄い」と語る事は無意味ではないと思う。タニア・マリアの超絶的ハイセンスは多くのジャズミュージシャンが認めている。前に紹介したヤヌシュ・ムニアック・カルテットのピアニスト、パヴェウ・カチュマルチクもプロのジャズマンなら誰でも凄腕だと認めるだろうと思う。「Soul Eye... 続きを読む
  • もう一度ベニー・ゴルソンについて書かねばならなくなったのは「ゴルソン・ハーモニー」と検索してみたら多くの人が言及しているにも関わらずその意味を理解していない人が多い事、もう一つは「ベニー・ゴルソンのアドリブは下手だ」あるいは「ベニー・ゴルソンのスタイルは嫌いだ」という人が結構いる事を知ったからである。もちろん好みの問題は有るだろう。初めからコルトレーンやウェイン・ショーターに聴き慣れ、ジャズとはこ... 続きを読む
  • 前回までの復習をすると、ミトラは闇の底に沈んだオフルミズド(=アフラ・マズダ)をすくい上げる事に成功するが、光の元素の1/3は無数の破片となり闇の世界に飲み込まれ、アルコーン(悪魔)の体内に入ってしまっている。これをどうやって光の世界に取り戻すか? そのために複数の神話が語られている。これを3つのモチーフに整理してみたい。以下、青字はゾロアスター教神話、赤字はマニ教神話、アンダーラインの青字は重要... 続きを読む
  • 僕にとっての精神のオアシス、ベニー・ゴルソンを再び。ハードバップの硬質な響きの中にスウィングの柔らかいハーモニーも活かそうとするのはベニー・ゴルソンに限らない。前にあげたマンハッタン・ジャズ・クィンテットなどもそうだ。しかしベニー・ゴルソンのメロディーとハーモニーはゴルソン・ハーモニーと呼ばれる様に、彼にしか無い独特の雰囲気を持っている。これは何と表現すれば良いのだろうか?一言で言えば「屈折した脱... 続きを読む
  • マニ教はゾロアスター教から善悪二元論を継承するが、そこにギリシャ的な霊肉二元論が重なっている点がゾロアスター教と異なり、この肉体への嫌悪が物質への嫌悪~反宇宙論のペシミズムへと繋がっていく。実は東條真人氏が指摘する様に、ゾロアスター教以前にズルワン教、マズダ教、ミトラ教、アナーヒター崇拝などの流れがあり、ゾロアスター教はマズダ教、ミトラ教、アナーヒター崇拝などの神話を総合し、善悪二元論に整理したも... 続きを読む
  • ジョージア(旧名グルジア)出身のピアニスト、カティア・ブニアティシヴィリは根っからのロマン派だ。カティアのスタイルは実に自由奔放、「I beleave to my soul」、そのタッチは羽毛の様な繊細さと雷の如き激しさの間を自在に往復する。しかもピアニッシモになっても音の粒が綺麗にそろっているのがさすがだ。ロマン派の「自我の無限の拡大」という言葉は彼女のために有るようなものだ。その特異な個性はもちろんショパンやリス... 続きを読む
  • 太陽女神の具体的検証は長期戦になりそうなので、去年の年末に予告したマニ教のグノーシスについて先に書こうか。以前グノーシス主義を代表するヴァレンティノス派、それを完成させたプトレマイオスの説を説明した。https://blogs.yahoo.co.jp/bashar8698/40865360.htmlしかしグノーシス主義のもう一つの代表であるマニ教についてまだ何も説明していないのはどう見ても片手落ちだし、今後のロマン主義の記事を読者に理解してもらう... 続きを読む
  • しかしレイ・チャールズのR&Bはどうしてこんなにイカすのか?本当はもっとサム・クックやオーティス・レディングやダニー・ハサウェイの事も書きたいのだが、どうしてもレイほどの名曲、名演が見当たらないのである。俺が君を愛してるって知ってから奴等は俺らを引き離そうとする。だが俺は引き下がらない。周りから悪党だと非難されようがレンガや石で骨を折られようが俺は君を離しはしない。不良青年の一途な愛。いかにもレ... 続きを読む
  • 「皆んな俺を見捨てて去って行った時、お前だけは見捨てなかった。お前こそが本当の友達だ。」説教臭い歌詞だが、レイ・チャールズが言うと妙に真実味が感じられて感動してしまうから不思議だ。... 続きを読む
  • 前回書いた通り「父権と母権」は部分的な傾向としてしか定義できない。例えば邪馬台国は女王を戴くが結婚は一夫多妻だった。今後は「父権・母権」という言葉を社会全体の性格ではなく社会や文化の部分的方向性として、言わば「微分係数として」限定的に使う事にする。そうすると残る課題は次の関係を吟味する事である。父権・母権と太陽信仰・月信仰の関係父権・母権と一神教・多神教の関係ドイツの民俗学者レオ・フロベニウスは、... 続きを読む
  •   謹んで新春の お慶びを申し上げます去年の正月は平和への願いを込めてイミー・ウーイから始めたが、今年もアジアの歌から始めたい。沈琳(Shen Lin)の奏でる二胡は柔らかに、しなやかにうねり、その微妙な曲線は宮廷官女の雅(みやび)の世界を思わせる。古くから伝わる曲かと思ったら意外と新しく、アニタ・ムイが初めて歌ったのだそうだ。私は一輪の花咲く時を待っている日毎夜毎 待っている夢の中のあの人を... 続きを読む
  • マル・ウォルドロンの作った「Soul Eyes」の歌詞は哲学的だ。A soul, I'm toldCan be both hot and coldSo how is one to knowWhich way to go?The soul is mirrored in the eyesBut how is one to knowWhen the whole world is full of such lies?So darling, watch those eyesAnd even more, those liesAnd when you see them smileFor a long, long whileThen you know you've found the oneWho'll always, always ... 続きを読む
  • 難しいコルトレーンで更に背伸びするのはまたにして(笑)、バロックと共に僕の精神的故郷、安住の地であるハードバップに帰ろうか。Left Aloneはジャズを聴き始めた頃から知ってはいたが、それほど関心はなかった。それが一気に好きになったのは前田日明がサックスでこれを吹いていたというのを週刊誌で読んでからである。(笑)単純な奴だと笑いたければ笑えばいい。格闘技派から古武道派へ変わってからもう20年近く経つが、前田... 続きを読む
  • 神話学・人類学の書庫のこれまでの流れをまとめると、ノイマンの「グレートマザー」の最後の「両極の逆転」の部分を理解するために① 父権と母権② 狩猟、採集、農耕、牧畜、遊牧などの生産様式③ 一神教と多神教④ 太陽信仰と月信仰などの間の関係を「るいネット」の記事を元に考えてきたのだった。その要約は下の4つの記事にまとめてある。https://blogs.yahoo.co.jp/bashar8698/40803235.htmlhttps://blog... 続きを読む
  • アルバム「Crescent」が世に出たのは1964年、「至上の愛」と同じ年だ。つまりこの曲はコルトレーンのモード奏法が完成された時期の曲である。曲の前半はマイナーブルース、後半は5度進行が連続するバッハ的なコード進行となり、ビバップ派にとっても非常に聴きやすい曲だ。僕の様なモード初心者にとっては格好の学習材料である。(笑)前半のブルースの部分、分かりやすくAmのキーに直すとAmとBmの繰り返しになっているが、このBm... 続きを読む
  • さて、他の書庫があまりに中途半端な中断の仕方をしているので少しずつキリの良い所まで進めておきたい。先ずはヌーソロジー、次は神話学と人類学である。僕がヌーソロジーに俄然注目し始めたのは僕の「生命の弁証法」と同様「時空の反転」を論理の基本にしている事が分かったからである。また生命の弁証法の基礎である「原子論とモナド論の相剋」も半田氏に先を越されていた。(笑)http://www.noos.ne.jp/cavesyndrome/?tag=%E3%... 続きを読む

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Author:ミトラ
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